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汗について

岩盤浴の経験がある人はよく分かると思いますが、寝そべってから5~10分ほど経つと汗がドッと噴き出てきます。汗というとスポーツでかくようなベタつく嫌な汗を思い浮かべますが、これはなぜかサラサラとした気持ちのいい汗なんです。

岩盤浴後、シャワーで洗い流す必要がないというくらい、汗がひいたあとも肌はサラサラしています。その理由は? 実は岩盤浴の汗は身体の中からゆっくりと温められた結果出てきた汗なので、かぎりなく水に近く、粒の細かい良い汗だからです。

その点サウナでかく大量の汗の中には、身体に必要なミネラルまで一緒に流れ出るし、急激に上がった体温を下げるために気化熱を奪うので、気持ちの悪いベタベタの汗になってしまうのも仕方がないという訳です。

人間の身体には200~500万もの汗腺があるといわれていますが、その汗腺から出てくる汗もいろいろで、ジンワリかく汗やほとばしるようにかく汗など大きく分けると次の3種類の汗があるといいます。


・温熱性発汗‥‥夏の気温が高い時やスポーツなどで体温が上昇した時に、体温調節の役目として上昇した体温をさげるためにエクリン腺から出てくる汗のことです。

・味覚性発汗‥‥辛いものを食べた時など、鼻の頭や額、口の周りや頭部にビックリするほど汗が噴き出てきてずいぶん困った人もいると思います。これは誰にでも起こり得る生理現象なので心配はいりません。

・精神的発汗‥‥極度の緊張や不安、お金のストレスや興奮といった大きな感情の変化が発汗に影響を与える時がありますが、これらは案外、自ら症状を作り出したり事態を悪化させたりしている可能性もあるようです。


これら3つの異なる汗、実はそれとは全く性質を「異」とするのが岩盤浴で寝そべりながらゆっくりかく汗です。何故なら、タップリの汗と共に体の疲労や毒素を一緒に排泄するため、出せば出すほど疲れがとれる気持ちの良い汗だからです。

それと並行して酸化する前のまだ新鮮な脂が出て、それが「天然の保湿剤」や「天然の乳液剤」の役目をしっかりと果たし、肌をスベスベ状態に整えてくれるという訳です。

岩盤浴でかく汗は、遠赤外線効果によりゆっくりとジワジワ汗をかくため、血液中にある塩分の放出を最小限に抑えることができベタつく汗をかくことはありません。

それが、岩盤浴における「不思議な第4の汗」と言われる理由なのです。


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